JALとMarriott Bonvoyがステイタスマッチ開始|連携でもらえる特典と注意点を解説

JALとMarriott Bonvoyのステイタスマッチを解説するアイキャッチ画像 JAL

JALマイレージバンクとMarriott Bonvoyは、2026年7月14日からステイタスマッチを開始しました。

両方の本人名義アカウントを連携すると、現在保有しているステイタスに応じて、Marriott Bonvoyのエリート会員資格やポイント、またはJALのFLY ONポイントを獲得できます。

JALとマリオットの両方を利用している人にとっては、飛行機とホテルの利用実績をつなげられる新しい連携です。

  • 一度連携したアカウントは変更・解除できない
  • 本人名義のアカウント同士しか連携できない
  • 特典の提供まで最大6週間かかる場合がある
  • 宿泊条件は、参加ホテルにおける対象料金での実宿泊が対象
  • Marriott Bonvoyから獲得できるのは「FLY ONポイント」であり、「JAL Life Statusポイント」ではない

この記事では、公式発表をもとに「自分には何がもらえるのか」を分かりやすく整理します。

※本記事の制度内容は2026年8月2日時点の公式情報に基づきます。申請前には必ずJAL公式のステイタスマッチページで最新情報をご確認ください。

スポンサーリンク

結論:アカウント連携で相手側の資格やポイントを獲得できる

今回のステイタスマッチでは、JALマイレージバンクとMarriott Bonvoyのアカウントを連携することで、それぞれ次の特典を受けられます。

現在の会員資格 主な特典
JALの対象FLY ONステイタスを保有 Marriott Bonvoyのエリート資格やポイント
Marriott Bonvoyの会員資格を保有 毎年2,000~40,000 FLY ONポイント

JAL側の特典は、保有するFLY ONステイタスによって異なります。一部の特典には、連携後6か月以内に所定の宿泊数を達成する条件があります。

Marriott Bonvoy側は、一般会員を含めた現在の会員資格に応じて、JALのFLY ONポイントを毎年獲得できます。

なお、ここでもらえるのはFLY ONポイントです。生涯のJAL利用実績などを示す「JAL Life Statusポイント」とは異なるため、混同しないようにしましょう。

JALとMarriott Bonvoyのステイタスマッチとは

ステイタスマッチとは、2つの会員プログラムを連携し、現在保有しているステイタスに応じて、もう一方のプログラムの資格や特典を受けられる仕組みです。

今回の制度では、JALマイレージバンクとMarriott Bonvoyの両方に会員登録し、それぞれのアカウントを連携します。両プログラムへの会員登録は無料です。

登録当日に保有しているステイタスを基準として、その暦年に受け取る特典が決まります。登録後、同じ暦年内にステイタスが変わっても、その年に受け取る予定の特典には影響しません。

一度申請すれば翌年以降も自動で特典が提供され、2年目以降の特典は毎年春ごろに付与される予定です。

JALマイレージバンク会員が受け取れる特典

JAL側の会員は、登録時に保有しているFLY ONステイタスに応じて、Marriott Bonvoyのエリート資格やポイントを獲得できます。

JAL側の特典一覧

登録時のFLY ONステイタス Marriott Bonvoy側の特典
FLY ONステイタスなし 連携後6か月以内に6泊すると、シルバーエリートを獲得
クリスタル 連携後6か月以内に4泊すると、シルバーエリートを獲得
サファイア 毎年シルバーエリートを獲得。さらに、6か月以内に10泊するとゴールドエリートを獲得
JGCプレミア 毎年ゴールドエリートを獲得。さらに、6か月以内に16泊すると10,000 Marriott Bonvoyポイントを獲得
ダイヤモンド 毎年ゴールドエリートを獲得。6か月以内に10泊すると初年度のみプラチナエリートを獲得。16泊すると15,000ポイントを獲得
ダイヤモンドメタル 毎年ゴールドエリートを獲得。6か月以内に10泊するとプラチナエリートを獲得。16泊すると15,000ポイントを獲得

エリート会員資格は、資格が有効になってから最低12か月間有効です。

JGCとJGCプレミアは同じではない

ここで注意したいのが、JALグローバルクラブ(JGC)の会員資格と、FLY ONステイタスである「JGCプレミア」の違いです。

公式の特典表に記載されているのは「JGCプレミア」です。JGCに入会しているだけで、JGCプレミア向けのMarriott Bonvoy特典が適用されるわけではありません。

筆者もJGCを保有していますが、今回の制度を確認するときは、JGC会員であるかだけでなく、登録時点でどのFLY ONステイタスを保有しているかを確認する必要があります。

Marriott Bonvoy会員が受け取れる特典

Marriott Bonvoy側の会員は、登録時の会員資格に応じて、JALのFLY ONポイントを毎年獲得できます。一般会員も対象になっている点が特徴です。

Marriott Bonvoy側の特典一覧

Marriott Bonvoyのステイタス 毎年獲得できるFLY ONポイント
一般会員 2,000 FLY ONポイント
シルバーエリート 5,000 FLY ONポイント
ゴールドエリート 10,000 FLY ONポイント
プラチナエリート 20,000 FLY ONポイント
チタンエリート 30,000 FLY ONポイント
アンバサダーエリート 40,000 FLY ONポイント

特典の対象期間は毎年1月から12月です。

公式ページでは、チタンエリートとアンバサダーエリートについて、付与されるFLY ONポイントによりクリスタル以上のステイタスを獲得できることも案内されています。

ただし、ステイタスマッチを通じてクリスタル以上を獲得した後、さらに上位のFLY ONステイタスを目指す場合は、JALが定める通常の獲得要件を満たす必要があります。

FLY ONポイントとJAL Life Statusポイントの違い

今回Marriott Bonvoyの資格に応じて積算されるのは、FLY ONポイントです。

FLY ONポイントは、暦年ごとの搭乗実績などを基準とするFLY ONステイタスの判定に使われます。

一方、JAL Life Statusポイントは、JALグループ便の利用やJALの各種サービスなどを通じて積み上げる別のポイントです。JGCへの入会資格などに関係しますが、今回のステイタスマッチで付与されるポイントではありません。

名称は似ていますが、目的も積算の仕組みも異なります。Life Statusポイントをためられる関連サービスについては、JAL MOBILEのプラン変更に関する記事と、JAL Wellness & Travelを2か月利用した感想も参考にしてください。

このステイタスマッチのメリットが大きい人

JALとMarriott Bonvoyの両方を継続的に利用する人

もっとも相性がよいのは、JAL便への搭乗とMarriott Bonvoy参加ホテルへの宿泊をどちらも継続している人です。

JALのFLY ONステイタスからMarriott Bonvoyの資格を獲得し、Marriott Bonvoyの資格からFLY ONポイントを受け取れるため、飛行機とホテルの利用を相互に生かせます。

Marriott Bonvoyの上級会員でJALも利用する人

Marriott Bonvoyのプラチナ、チタン、アンバサダーエリートは、年間20,000~40,000 FLY ONポイントを獲得できます。

JALのFLY ONステイタスを目指している人にとって、制度上のメリットを確認しやすい層です。ただし、希望する上位ステイタスまで自動的に獲得できるとは限らず、必要に応じてJAL所定の獲得要件を満たす必要があります。

JALの上級ステイタスがあり、マリオットに宿泊する人

JALのサファイア以上では、アカウント連携によって毎年Marriott Bonvoyのシルバーまたはゴールドエリートを獲得できます。

さらに、連携後6か月以内に所定の実宿泊数を満たすことで、上位資格やMarriott Bonvoyポイントを獲得できる場合があります。

すでにマリオットへの宿泊予定がある人ほど、宿泊条件を無理なく達成しやすいでしょう。カード特典も含めて検討する場合は、Marriott Bonvoyカードの解説記事もあわせてご覧ください。

ステイタスマッチの申請手順

申請は、JAL公式ページからMarriott Bonvoyの専用サイトへ移動して行います。

  1. JAL公式のステイタスマッチページで「今すぐ連携する」を選択
  2. Marriott Bonvoy専用サイトで「アカウントを連携」を選択
  3. Marriott Bonvoyの会員番号とパスワードでログイン
  4. JALマイレージバンクの会員番号とパスワードでログイン
  5. 両プログラムの会員規約に同意して手続きを完了

申請前に、それぞれの会員番号、登録名義、登録するアカウントを必ず確認してください。

申請前に確認したい注意点

一度連携すると変更・解除できない

今回の制度でもっとも重要な注意点です。

一度連携したアカウントは、後から変更も解除もできません。誤った会員番号や、普段使用していないMarriott Bonvoyアカウントを登録しないよう、申請前に十分確認してください。

複数のMarriott Bonvoyアカウントがある場合も、複数アカウントを連携することはできません。

本人名義のアカウント同士のみ連携できる

連携できるのは、本人のJALマイレージバンクアカウント1つと、本人のMarriott Bonvoyアカウント1つです。

家族など、異なる名義のアカウント同士は連携できません。

特典提供まで最大6週間かかる場合がある

アカウント連携で提供されるMarriott Bonvoyのエリート資格は、連携後最大6週間以内に提供されます。

所定の宿泊条件を達成して獲得するMarriott Bonvoyポイントやエリート資格も、条件達成後から最大6週間かかる場合があります。

Marriott Bonvoy会員に付与されるFLY ONポイントも、アカウント連携後から最大6週間以内に積算されます。連携直後や宿泊条件の達成直後に、すぐ反映されるとは限りません。

宿泊条件は対象料金での実宿泊が対象

宿泊数を条件とする特典は、アカウント連携から6か月以内に、Marriott Bonvoy参加ホテルへ対象料金で実際に宿泊した実績が対象です。

各種プロモーションなどで得た宿泊実績は、この制度のシルバー、ゴールド、プラチナエリート獲得に必要な「対象となる宿泊(実宿泊)」としてはカウントされません。

予約前に、その予約がMarriott Bonvoyの対象料金として扱われるか確認しておくと安心です。

登録当日のステイタスでその年の特典が決まる

ステイタスマッチは、アカウントを登録した当日のステイタスを基準に実施されます。

その後、同じ暦年内にFLY ONステイタスやMarriott Bonvoyの資格が変わっても、その年に受け取る予定のポイントやステイタスには影響しません。翌年以降は、その時点で保有するステイタスに応じた特典が提供されます。

ステイタスが近く変わる予定の人は、登録日も慎重に判断したいところです。

JGC・Marriott Bonvoy利用者としての見解

筆者はJGCを保有し、Marriott Bonvoyも長期間利用しています。国内外のマリオット系列ホテルに宿泊してきたほか、日本と米国のMarriott Bonvoyカードを利用した経験もあります。

その立場から見ると、今回の連携は、JALとマリオットのどちらか一方だけを利用する人より、両方を継続して利用する人ほどメリットを生かしやすい制度です。

特に、JALの対象FLY ONステイタスを持ちながらマリオットへの宿泊予定がある人、またはMarriott Bonvoyの上級資格を持ちJALのFLY ONステイタスを目指す人は、自分の資格に対応する特典を確認する価値があります。

一方、「JGCを持っていればJGCプレミア向け特典がもらえる」「Marriott Bonvoyとの連携でLife Statusポイントがもらえる」といった制度ではありません。この2点は誤解しやすいため注意が必要です。

また、筆者自身も、現時点では今回の制度による特典の付与を実際に確認したとはしていません。今後、資格やポイントの反映を確認できた場合は、所要日数を含めて実体験として追記する予定です。

まとめ

JALマイレージバンクとMarriott Bonvoyのステイタスマッチでは、本人名義のアカウントを連携すると、登録時のステイタスに応じた特典を受けられます。

  • JAL側の対象会員は、Marriott Bonvoyのエリート資格やポイントを獲得できる
  • Marriott Bonvoy会員は、毎年2,000~40,000 FLY ONポイントを獲得できる
  • 一部のMarriott Bonvoy特典には、連携後6か月以内の実宿泊条件がある
  • 付与されるのはFLY ONポイントであり、JAL Life Statusポイントではない
  • JGCとJGCプレミアは異なり、JGCだけでJGCプレミア向け特典の対象になるわけではない
  • 一度連携すると、アカウントの変更・解除はできない
  • 特典提供まで最大6週間かかる場合がある

JALとMarriott Bonvoyの両方を利用している人にとって、飛行機とホテルの会員資格を相互に生かせる連携です。

ただし、アカウント連携はやり直せません。登録名義、会員番号、現在のステイタス、今後の宿泊予定を確認したうえで申請しましょう。

制度の詳細と申請は、JAL公式「JALマイレージバンク&Marriott Bonvoy ステイタスマッチ」ページをご確認ください。

コメント