【2027年変更】JGCプレミアが「JMBプレミア」へ|JGCは廃止?変更点をわかりやすく解説

JGCプレミアがJMBプレミアへ変更 2027年からの変更点 JAL

JGC自体が廃止されるわけではありません。

JALは、2027年1月1日搭乗分から「JGCプレミア」の達成条件にあるJGCへの入会要件をなくし、名称を「JMBプレミア」へ変更します。

80,000 FLY ONポイント、または80回搭乗などの数値基準は変わりません。JGCに入会していないJMB会員も、所定の条件を満たせばプレミアを取得できるようになります。

一方、2028年度のステイタス会員からは、マイル有効期限やサービスセレクションなどの特典が一部変更されます。ラウンジや優先搭乗などの主要搭乗サービスは維持されるため、変更時期と対象を分けて確認しましょう。

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結論|JGC自体が廃止されるわけではない

今回の発表で変わるのは、主に次の3点です。

  • JGCプレミア達成に必要だった「JGCへの入会」条件
  • 「JGCプレミア」という名称
  • プレミアに付帯する一部特典

JGCという会員制度そのものを廃止する発表ではありません。

実際にJALの変更案内では、変更後もJGCのStarグレードなどに応じてマイル有効期限の特典が適用されると説明されています。「JGCプレミアの変更」と「JGCそのものの廃止」は分けて考える必要があります。

出典:JAL公式・FLY ON ステイタス基準およびサービス内容の一部変更について

JGCプレミアからJMBプレミアへの2027年変更点まとめ
2027年からのJGCプレミア→JMBプレミアの主な変更点をまとめました。

2027年から「JGCプレミア」→「JMBプレミア」へ

JGCは「JALグローバルクラブ」、JMBは「JALマイレージバンク」の略称です。

これまでは、JGCへの入会と所定の搭乗実績の両方が、JGCプレミアの条件でした。2027年1月1日搭乗分からはJGC入会要件がなくなり、JGC会員以外にも取得の対象が広がります。

変更前後を整理すると、次のようになります。

項目現行のJGCプレミア変更後のJMBプレミア
JGC入会必須不要
名称JGCプレミアJMBプレミア
80,000 FOP基準あり変更なし
80回搭乗基準あり変更なし
JGC非会員の取得不可可能
主要搭乗特典あり維持
oneworldのステイタスEmeraldEmeraldを維持
プレミア資格によるマイル有効期限廃止対象2028年度会員から対象外
サービスセレクション対象2028年度会員から対象外
今回新設の定額ボーナスマイルなし2028年度会員から10,000マイル

※FOPはFLY ONポイントの略です。搭乗基準にはJALグループ便の内数条件などがあります。
※最後の行は今回新設される特典の比較です。現行JGCプレミアに搭乗時のボーナスマイルがない、という意味ではありません。

名称・入会要件の変更と、2028年度会員からの特典変更は、適用時期を分けて見ることが大切です。

出典:JAL公式・制度変更のお知らせ

これまでのJGCプレミア達成条件

現行のJGCプレミアは、所定の搭乗実績に加えて、JGCへの入会が必要です。

イメージとしては、次の2つがそろって初めて取得できる仕組みです。

JGC会員であること+プレミアの搭乗条件を達成すること=JGCプレミア

搭乗実績を満たしていても、JGCに入会していなければJGCプレミアにはなれません。

なお、JGC入会と搭乗条件達成の順番が必ず決まっているわけではありません。現行制度には、搭乗条件達成後にJGCへ入会した場合のサービス開始についても案内があります。

出典:JAL公式・現行JGCプレミアの達成条件(英語)

2027年から何が変わる?

2027年1月1日搭乗分から、JGC入会がプレミア取得の必須条件ではなくなります。

JALはこの変更に合わせて、名称を「JMBプレミア」に変更すると案内しています。

一方、2026年1月1日〜12月31日の搭乗実績で、現行基準のJGCプレミアを達成した人については変更ありません。

実績を積む期間公式案内での扱い
2026年1月〜12月現行基準。これに基づく2027年度会員のサービスは変更なし
2027年1月〜12月JGC入会要件を撤廃。これに基づく2028年度会員から特典も一部変更

「2027年になったら、前年実績による特典まで一律に切り替わる」という意味ではありません。

出典:JAL公式・適用開始日と対象会員

達成基準の80,000 FOP・80回搭乗条件は変わらない

JGC入会要件はなくなりますが、搭乗実績に関する数値基準は維持されます。

毎年1月〜12月の暦年で、次のどちらかを満たす必要があります。

達成方法必要な条件
FLY ONポイントで達成80,000 FOP以上。そのうちJALグループ便で40,000 FOP以上
搭乗回数で達成80回以上。そのうちJALグループ便40回以上。加えて25,000 FOP以上

回数で目指す場合も、80回乗るだけでは足りません。JALグループ便の回数と25,000 FOPの条件を両方確認しましょう。

また、FOPは特典航空券などに交換する「マイル」とは別の、ステイタス判定のためのポイントです。

出典:JAL公式・変更後の達成基準

JGC非会員でもJMBプレミアを取得できる

今回の変更で分かりやすいのは、JGCに入会していない人にもプレミア取得の道が開かれることです。

JGC会員・一般JMB会員 → 所定の搭乗条件を達成 → JMBプレミア

つまり、JMBプレミアになるためにJGCへ入会する必要がなくなります。

ただし、JMBプレミアを取得すると自動的にJGCへ入会できる、という変更ではありません。JMBプレミアの取得とJGCへの入会は、別のものとして考えましょう。

出典:JAL公式・JGC入会条件の撤廃

2028年度からJMBプレミア特典も変更

特典変更は、2028年度FLY ONステイタス会員から適用されます。

JALは対象者を「2027年1〜12月の搭乗実績に基づいて、2029年3月末までステイタスサービスを利用する会員」と説明しています。

「2028年度」という言葉だけを見て、2028年の搭乗実績の話だと思わないように注意しましょう。また、各サービスの利用開始時期は、サービスごとの案内を確認する必要があります。

マイル有効期限廃止は対象外へ

変更後は、JMBプレミア資格による「マイル有効期限の廃止」が対象外になります。

ただし、JMBプレミアになると全員のマイル有効期限が3年になるわけではありません。

JAL公式では、変更後も保有するStarグレードやJALカードなどに応じて、次の有効期限が適用されると案内しています。

保有資格など案内されているマイル有効期限
JGC Six Star無期限
JGC Five Star無期限
JGC Four Star無期限
JGC Three Star5年
JMB elite5年
JMB elite plus5年
JAL CLUB EST5年
一般のJMB会員3年

自分への影響を確認するときは、プレミア資格だけでなく、ほかに保有している資格も合わせて確認しましょう。

サービスセレクションは対象外へ

JMBプレミアは、2028年度会員からサービスセレクションの対象外になります。

これまでこの特典を楽しみにしていた人にとっては、搭乗サービスが維持されても、特典全体の受け止め方が変わる部分です。

代わりに10,000マイルのボーナス新設

JMBプレミアには、新たに10,000マイルのボーナスが設けられます。

ただし、JALは新設サービスの詳細を各サービスページで順次案内するとしています。今回の告知だけで付与時期や細かな条件まで決めつけず、追加案内を確認したいところです。

出典:JAL公式・2028年度会員からの特典変更と有効期限の注記

ラウンジ・優先搭乗・oneworld Emeraldは維持

今回の変更で、ラウンジなどの主要搭乗サービスがなくなるわけではありません。

JALは、次のサービスを引き続き利用できると案内しています。

  • ファーストクラスラウンジ
  • ダイヤモンド・JGCプレミア専用保安検査場
  • 前方座席指定サービス
  • 優先搭乗
  • oneworld Emeraldのステイタス

「JMBプレミアになったらファーストクラスラウンジが使えなくなる」という理解は誤りです。

もちろん、実際の利用には対象便や空港、各サービスの利用条件が適用されます。主要な搭乗サービスを維持しつつ、マイル有効期限などの一部特典を見直す変更と捉えると分かりやすいでしょう。

出典:JAL公式・ご搭乗時のサービスについて

JGCは今後どんな意味を持つ?

ここからは、公式の制度説明とは分けた私個人の解釈です。

今回の変更で、次のような役割分担が以前より分かりやすくなるように感じます。

制度私なりの捉え方
JGC・Life Status側長期的な利用の積み重ねや会員資格に関わる制度
JMBプレミア・FLY ON側その年の搭乗実績などで取得するステイタス

JGCの有無と、その年にどれだけ飛んだかを、より分けて考えやすくなる印象です。

そのため、「プレミア取得にJGCが不要になる=JGCの意味がなくなる」とまでは考えていません。マイル有効期限のように、Starグレードによって扱いが変わる特典も残ります。

自分が重視するのが毎年の搭乗サービスなのか、長期的なJGC・Starグレードの特典なのかを整理すると、今後の目標も考えやすくなりそうです。

Life Status Pointの貯め方については、日常利用を中心にLSPを増やす方法をまとめた記事でも紹介しています。

Marriott Bonvoy会員との相性も良くなる

Marriott Bonvoyでは、JMBとのアカウント連携により、保有ステイタスに応じたFLY ONポイントを毎年受け取れる特典があります。

JGC非会員でもJMBプレミアを目指せるようになるため、こうしたFOPと搭乗実績を組み合わせる考え方にも注目したいところです。これは、両制度を踏まえた私の見方です。

Marriott Bonvoyのステータス別に、毎年もらえるFLY ONポイントとJMBプレミアまで必要なFOPを詳しく整理しています。

ただし、連携特典だけでJMBプレミアになれるわけではなく、JALが定める達成条件を満たす必要があります。

連携制度の基本は既存のJAL×Marriott Bonvoyステイタスマッチ記事で紹介しています。今回の変更を踏まえた具体的な組み合わせ方は、別記事で詳しく解説する予定です。

出典:JAL公式・Marriott Bonvoyとのステイタスマッチ

まとめ

今回の変更で押さえたいのは、次の5点です。

  • JGC自体が廃止されるわけではない
  • 2027年1月1日搭乗分からJGC入会要件を撤廃し、JMBプレミアへ名称変更
  • 80,000 FOP・80回搭乗などの数値基準は変更なし
  • 2028年度会員からマイル有効期限廃止・サービスセレクションが対象外となり、10,000マイルのボーナスを新設
  • ラウンジ・優先搭乗・oneworld Emeraldなどの主要搭乗サービスは維持

JGC非会員にとってはプレミアを目指す選択肢が広がる一方、既存会員にとっては保有資格に応じて特典変更の影響が異なります。

「2027年の達成条件変更」と「2028年度会員からの特典変更」を分け、自分の搭乗予定やStarグレードに当てはめて確認しましょう。

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