アメックス・ゴールド・プリファードのポイント交換先として、私が現在優先しているのは、1位がデルタ航空 SkyMiles、2位がMarriott Bonvoyです。
私は日本から韓国へ年1〜2回ほど家族旅行をし、Marriott系列ホテルもよく利用しています。航空券とホテルの両方に使い道があることが、この2つを選ぶ理由です。
ANAマイルへの1対1の交換レートは魅力的です。ただ、通常移行にはANAコース年間参加費がかかり、年間移行上限や移行後のマイルの有効期限もあります。現在の旅行スタイルでは、私の優先順位は高くありません。
交換レートが高い=自分にとって一番お得、とは限らない。この記事では、交換後の使い道、現金負担、家族分の予約のしやすさまで含めて比較します。
※制度・交換条件は2026年11月2日に公式情報を確認しています。特典航空券の空席や必要マイル数、ホテルの必要ポイント数は、予約時に改めてご確認ください。

アメックスゴールドのポイント交換先を比較
ゴールド・プリファードは、メンバーシップ・リワード・プラスに無料で自動登録されます。以下はMRプラス適用時の通常レートです。移行先によってポイント・マイルの使い道が異なるため、受け取る数字の大きさだけでは優劣を判断できません。
| 交換先 | アメックスポイント→移行先 | 追加の年間参加費 | 年間移行上限・主な条件 |
|---|---|---|---|
| ANAマイレージクラブ | 1,000pt→1,000マイル | ANAコース5,500円(税込) | 通常移行は1〜12月で40,000マイルまで |
| JALマイレージバンク | 2,500pt→1,000マイル | ANAコースのような追加費用なし | 公式規約にANAのような年間上限の記載なし |
| デルタ航空 SkyMiles | 1,250pt→1,000マイル | ANAコースのような追加費用なし | 公式規約にANAのような年間上限の記載なし |
| Marriott Bonvoy | 1,000pt→990ポイント | 追加の年間参加費なし | 公式規約にANAのような年間上限の記載なし |
| Hilton Honors | 1,000pt→1,250ポイント | 追加の年間参加費なし | 公式規約にANAのような年間上限の記載なし |
移行前に確認したい登録・手続きの条件
移行先の会員番号と事前登録が必要です。初回の登録・移行には時間がかかる場合があり、申し込み後の変更やキャンセルもできません。「上限の記載なし」は、いつでも任意の数量を即時に移行できるという意味ではありません。申込画面で移行単位や受付条件も確認してください。
出典:アメックス公式・メンバーシップ・リワード会員規約(別紙表2-2)、移行先一覧、ANA公式・移行条件
ゴールド・プリファードでポイントを貯める際の使い方は、こちらの記事にもまとめています。
ANAマイルは魅力的。それでも私の優先順位が低い理由
通常移行には年間5,500円のANAコース参加費が必要
MRプラス適用時は、1,000アメックスポイントを1,000ANAマイルへ移行できます。レートだけなら、今回比較する航空マイルのなかで魅力的な交換先です。
一方、ゴールド・プリファードからの通常移行には、ANAコース年間参加費5,500円(税込・2年目以降自動更新)が別途必要です。MRプラスが無料でも、ANAコースまで無料になるわけではありません。
私が気になるのは、年会費39,600円(税込)のカードを利用したうえで、ポイント移行にも費用がかかることです。ANAの特典航空券を有効に使える方なら納得できる負担でも、今の私には優先しにくいと感じています。
出典:アメックス公式・カード年会費、ANA公式・コース参加費
17万ポイントを1対1で移すには最低5暦年にまたがる
通常レートなら、17万アメックスポイントは17万ANAマイル相当です。ただし、年間移行上限は40,000マイル。年間枠がすべて残っている前提でも、40,000+40,000+40,000+40,000+10,000マイルと、最低5つの暦年に分ける必要があります。
ここで、5暦年にまたがることと、5回分の参加費が必ず必要になることは別です。ANAコース参加費の有効期間は登録完了日から1年間で、移行上限は暦年単位。年末と翌年初めの移行を組み合わせるなど、登録・退会の時期によって参加費を抑えられる可能性があります。
ただし、年内扱いにはアメックス側の処理日や申込期限も関係します。特に初回移行には時間がかかるため、年末ぎりぎりの申請を前提にせず、最新の締切と自動更新日を確認したいところです。
出典:アメックス公式・ANAコース参加費の有効期間、ANA移行の注意事項
2026年11月は通常枠とは別の上限なしキャンペーンもある
2026年10月1日〜11月30日は、MRプラス登録者向けに、2,000ポイント→1,000ANAマイル・移行上限なし・ANA登録参加費不要のキャンペーンが実施されています。ゴールド・プリファードも対象です。
通常の1対1移行とは別枠で、交換レートは半分です。全17万ポイントをこのキャンペーンだけで移行するなら85,000マイルとなり、17万マイルにはなりません。11月申込分は12月末積算予定とされており、通常移行とも所要期間が異なります。
そのため「ANAには上限なしで移す方法が一切ない」とは言えません。この記事の5暦年という計算は、あくまで通常の1対1レートで17万ポイントすべてを移す場合です。
移行後のANAマイルには有効期限がある
アメックスの通常ANA移行では、マイルの有効期限は原則として移行申込日起算で36か月後の月末です。会員資格等による例外はありますが、ポイントを移してから「いつ旅行に使うか」を考える必要があります。
数年に分けて移行する場合は、先に移した分から期限が近づいてきます。家族の予定に合わせて使いたい私にとって、移行ペースと有効期限を両方管理する点も気になるところです。
私がデルタ航空SkyMilesを優先する理由
韓国への特典航空券に使える
最大の理由は、デルタマイルで大韓航空の特典航空券を予約できることです。日本から韓国へ年1〜2回ほど旅行する私には、使い道が具体的に見えています。
日本〜韓国の往復エコノミーが15,000マイルで予約できるケースがあります。ただし、これは固定チャートではありません。必要マイル数は日程・路線・空席などによって変わり、いつでもこの条件で予約できるわけではありません。
仮に往復15,000デルタマイルで表示された場合、交換に必要なのは次のポイント数です。
18,750アメックスポイント→15,000デルタマイル
この15,000マイルは比較のための条件付きの例であり、2026年11月の特定日程について空席を保証するものではありません。希望する便を検索し、人数分の空席と諸費用を確認してから交換します。
SkyMilesは通常の有効期限がない
SkyMilesには通常の有効期限がありません。家族旅行は子どもの予定などで計画が変わることもあるため、期限を気にせず保有できる点に魅力を感じています。
ただし、有効期限がなくても、必要マイル数の増加や制度変更によって使い勝手が変わるリスクはあります。期限がないからといって、使う予定のないポイントまで大量に先行交換するつもりはありません。
発券時の現金負担も重要
必要マイル数と同じくらい重視するのが、発券時に支払う現金額です。デルタマイル利用では燃油サーチャージの負担を抑えられる旅程もありますが、すべての旅程で0円になるわけではありません。
空港税・諸税・手数料や航空会社が課す料金などが必要になる場合があります。比較する際は、同じ日程・路線・人数について予約画面の支払総額まで確認します。変更や払い戻しにかかる費用も含めて判断したいところです。
ANAのような年間40,000マイル上限を気にしなくてよい
デルタへの通常交換レートは1,250ポイント→1,000マイルです。17万ポイントなら、次の計算になります。
170,000÷1,250×1,000=136,000デルタマイル
アメックス公式規約の年間上限欄はANAについて定めており、デルタに同様の年間40,000マイル上限は記載されていません。通常移行を何暦年にも分ける前提で考えなくてよい点は、私には使いやすく感じられます。
ただし、136,000マイルへ一括で移すことを勧めているわけではありません。必要な特典航空券を確認してから、必要な分を移行するのが私の方針です。一度移行したマイルは、アメックスポイントには戻せません。移行手続き中に特典席がなくなる可能性にも注意します。
JALマイルでも大韓航空の特典航空券を予約できる
大韓航空に乗る方法はデルタだけではありません。JALマイルでも、JMB提携航空会社特典航空券を利用できます。JAL自社便の「国際線特典航空券PLUS」とは異なる仕組みです。
JAL公式では、総旅程距離に応じて必要マイル数が決まります。往復エコノミーの代表例は以下のとおりです。
| 往復路線 | 必要JALマイル | アメックスから全量交換する場合 |
|---|---|---|
| 東京(羽田・成田)〜ソウル | 15,000マイル | 37,500ポイント |
| 大阪(関西)〜ソウル | 15,000マイル | 37,500ポイント |
| 福岡〜ソウル | 12,000マイル | 30,000ポイント |
公式表では、総旅程距離1〜1,000マイルが12,000マイル、1,001〜2,000マイルが15,000マイルです。上記は公式に掲載された往復旅程の例で、別途燃油特別付加運賃などが必要になります。
対象路線と利用制限期間を確認する
対象は日本〜韓国間の大韓航空運航・KE便名の対象便です。公式の路線例はソウル中心ですが、それだけを根拠に「釜山には使えない」とは判断しません。ソウル以外の韓国路線については、予約時に対象可否を確認したいところです。
また、特典席には制限があり、便によって設定がない場合もあります。大韓航空には利用制限期間もあるため、希望日に空席が見つからないときは制限日も確認してください。
出典:JAL公式・大韓航空の必要マイル数、対象航空会社・対象便、利用条件・制限期間
JALとデルタを比較すると、私にはデルタが合っている
同じ大韓航空の特典航空券でも、マイルの貯め方、交換に使うポイント数、諸費用が異なります。
| 比較項目 | JALマイル | デルタSkyMiles |
|---|---|---|
| 大韓航空特典航空券 | JMB提携航空会社特典航空券で利用可能 | デルタ経由で利用可能 |
| 東京〜ソウル往復エコノミー | 15,000マイル(公式路線例) | 15,000マイルで表示されるケースあり。検索条件で変動 |
| 全量交換に必要なアメックスポイント | 37,500ポイント | 15,000マイルの場合18,750ポイント |
| 燃油サーチャージ・諸費用 | 別途燃油特別付加運賃などが必要 | 燃油負担を抑えられる旅程もあるが、諸税・手数料等を含め予約画面で確認 |
| マイル有効期限 | 原則36か月後の月末。資格等による延長・例外あり | 通常の有効期限なし |
| 特典席 | 枠に制限あり | 枠に制限あり。JALと同じ空席とは限らない |
| 対象路線 | 日本〜韓国間のKE便名対象便。ソウル以外は予約時に確認 | デルタで特典予約可能な大韓航空便。路線・便ごとに確認 |
| 利用制限期間 | 大韓航空の利用制限期間あり | 提携社便には利用制限日が適用される場合あり |
| JGC関連 | 空港・機内サービスは運航会社の規定による | JGC資格によるJAL系サービスを前提にしない |
出典:JAL公式・マイル有効期限、デルタ公式・提携航空会社特典と制限日。必要マイル・対象便・料金の出典は各項目の解説も参照してください。
JGCのサービスは運航会社の条件を確認する
大韓航空はoneworld加盟航空会社ではありません。JAL公式でも、提携航空会社特典航空券の空港・機内サービスは運航会社の規定に基づくとしています。JGC資格だけを理由に、KE便でJAL/oneworld系のラウンジや優先サービスを受けられると考えない方がよいでしょう。個別の会員資格、搭乗クラス、提携サービスの適用条件は確認が必要です。
手持ちのマイルと希望日の空席で選ぶ
アメックスポイントを使って一から交換するなら、15,000デルタマイルで取れる場合はJALより少ないポイントで済みます。一方、すでにJALマイルを持っている方や、希望日にJAL側で特典席を見つけられる方は、JALを選ぶ理由があります。
私がデルタを優先するのは、韓国旅行という使い道と、ポイント消費・現金負担・有効期限のバランスが合っているからです。
デルタマイルにも弱点はある
希望日の大韓航空特典枠を見つけにくいと感じる
私の感覚では、以前よりも希望日程で大韓航空の特典枠を見つけにくくなっています。特に家族3人分を同じ便でそろえるとなると、難しく感じます。
これは私が探している日程・路線での経験であり、すべての路線で特典席が減ったという意味ではありません。必要マイル数が魅力的でも、家族の予定に合う便が取れなければ使えません。
交換レートは1対1ではなく80%
デルタは1,250ポイント→1,000マイルなので、数字上の交換率は80%です。17万ポイントを移すと136,000マイルとなり、ANAの通常1対1レートより受け取るマイル数は少なくなります。
それでも、異なる航空会社の1マイルを同じ価値とは考えていません。必要な旅行に何ポイントといくらの現金を使うのか。私は、その組み合わせで判断しています。
有効期限がなくても必要マイル数は変わる
今見えている条件が将来も続くとは限りません。必要マイル数が増えれば、同じ残高で予約できる旅行は減ってしまいます。
だからこそ、使う予定がない状態で大量移行せず、旅行の計画が具体的になった段階で必要量を考えます。
家族3人では「大人2名は特典、子ども1名は有償」も使う
私が実際に利用しているのは、次の組み合わせです。
- 大人2名:デルタマイルの特典航空券
- 子ども1名:有償航空券
子どもの航空券が安いケースでは、全員をマイルで取るより効率がよい場合があります。また、特典席を3席ではなく2席探せばよいことも、この方法を使う理由です。
ただし、小児運賃が大人と同額になる場合もあり、必ず安くなる方法ではありません。全員有償、全員特典、特典と有償の組み合わせについて、現金総額と消費マイルを比較します。
別予約になるときは、子ども単独の予約・発券が可能か、同伴する大人の予約記録と関連付けできるかを航空会社に確認します。関連付けしても予約が一つに統合されるとは限りません。
座席指定で家族が隣同士に座れるか、欠航や時刻変更の際にそれぞれの航空券がどう扱われるかも確認したい点です。私にとって使いやすい方法の一例ですが、予約条件まで含めて選ぶことが大切です。
Marriott Bonvoyも私にとって重要な交換先
17万ポイントなら168,300Marriott Bonvoyポイント
MRプラス適用時の交換レートは、1,000アメックスポイント→990Marriott Bonvoyポイントです。
170,000÷1,000×990=168,300Marriott Bonvoyポイント
移行のための追加年間参加費はなく、公式規約にANAのような年間移行上限も記載されていません。私はMarriott系列ホテルをよく利用するため、航空券だけでなく、宿泊に使えるポイントを確保できることにも魅力を感じています。
ゴールド・プリファードのMRポイントをMarriottへ移す話であり、Marriott Bonvoy提携カードで貯まるポイントとは区別して考えてください。
宿泊したいホテルの必要ポイントと現金価格を比べる
Marriottの宿泊に必要なポイント数は、ホテル・客室・日程によって変わります。そのため、私は「1ポイント=○円」という固定価値では判断しません。
泊まりたいホテルについて、家族3人で泊まれる客室か、必要ポイント数はいくらか、同じ条件の現金価格はいくらかを確認してから移行します。現金価格を比較するときも、税・サービス料、食事条件、キャンセル条件をそろえたいところです。
ポイント宿泊でも追加料金が必要になる場合があります。ポイントなら何でも無料になるとは考えず、家族の宿泊条件と支払総額を確かめます。
出典:Marriott公式・ロイヤルティプログラム規約(3.2.e、3.2.f)
交換前は「空席・総額・移行日数」の順に確認する
交換先を決めても、すぐに全ポイントを移す必要はありません。私は次の順番で考えます。
- 航空券なら希望便と人数分の特典席、ホテルなら家族で泊まれる客室を確認する。
- 必要マイル・ポイントと、税金や手数料を含む現金負担を確認する。
- 有償予約とも比較し、変更・キャンセル条件を確認する。
- 会員番号の登録状況と移行日数を確認し、必要な分だけ移行する。
事前に空席を確認しても、移行が完了するまでに埋まる可能性はあります。アメックス公式では、ホテルへの初回移行に通常2週間かかると案内しています。ポイント交換と旅行予約には時間差があることも含めて計画したいところです。
まとめ:私の交換先はデルタが1位、Marriottが2位
私が現在選ぶアメックス・ゴールド・プリファードのポイント交換先は、1位がデルタ航空SkyMiles、2位がMarriott Bonvoyです。
日本から韓国へ家族旅行をすることが多いので、大韓航空の特典航空券に使えるデルタが第一候補。Marriott系列ホテルもよく利用するため、宿泊に使うポイントへの交換も大切な選択肢です。
ANAは交換レートが非常に魅力的です。通常移行の参加費・年間上限・有効期限を踏まえると、現在の私の旅行スタイルでは優先順位が低いという判断です。ANAの特典を使いやすい方なら、十分に有力な交換先だと思います。
大事なのは交換レートではなく、交換後にどれだけ価値のある使い方ができるか。自分と家族が実際に行きたい旅行から、交換先を選んでみてください。


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