Marriott Bonvoyを利用し、JALにも搭乗する方にとって、2027年のJMBプレミアへの変更は注目したい動きです。
JALとのアカウント連携によって、プラチナエリートなら毎年20,000 FLY ONポイント(以下、FOP)を獲得できます。さらに2027年1月1日搭乗分からは、JGCに入会していなくてもJMBプレミアを目指せるようになります。
ただし、Marriottの特典だけでJMBプレミアになれるわけではありません。この記事では、年間80,000 FOPに加え、うちJALグループ便40,000 FOP以上という条件を踏まえて整理します。
結論|Marriottエリート会員とJMBプレミアの相性がさらに良くなる
私が注目しているのは、ホテルのステータスで得られるFOPを、JALの搭乗ステータス獲得に生かしやすくなる点です。
プラチナなら80,000 FOPまでの差は60,000 FOP。もともとJALに搭乗する予定がある方なら、その年の計画を考える材料になります。JGC入会の有無にかかわらず目指せるようになることも、2027年の大きな変化です。

Marriott Bonvoy×JALのステイタスマッチとは?
2026年7月14日に始まった、両プログラムのアカウントを連携し、保有ステータスに応じた特典を受け取る仕組みです。本記事では、Marriott Bonvoy会員がJALのFOPを受け取る特典に絞って解説します。
連携しただけでJMBプレミアが直接付与される制度ではありません。上位のFLY ONステイタスを目指す場合は、JAL所定の達成条件を満たす必要があります。
ステイタスマッチ自体の詳細はこちら。
Marriottステータス別|毎年もらえるFLY ONポイント
現行制度では、一般会員を含め、ステータスに応じて毎年FOPが付与されます。
| Marriott Bonvoyステータス | 毎年付与FOP | JMBプレミア80,000 FOPまで残り |
|---|---|---|
| 一般 | 2,000 | 78,000 |
| シルバー | 5,000 | 75,000 |
| ゴールド | 10,000 | 70,000 |
| プラチナ | 20,000 | 60,000 |
| チタン | 30,000 | 50,000 |
| アンバサダー | 40,000 | 40,000 |
「残り」は80,000 FOPから連携特典分だけを引いた計算です。その年にすでに獲得した搭乗分や、ほかのキャンペーン分は含めていません。残りの合計を満たすだけでなく、JALグループ便40,000 FOP以上という条件も確認してください。
初年度の積算はアカウント連携後、最大6週間以内。2年目以降は毎年春頃です。翌年以降はその時点で保有するステータスに応じた特典になるため、今年プラチナなら将来も20,000 FOPが保証される、という意味ではありません。
出典:JAL公式・Marriott Bonvoyとのステイタスマッチ
JMBプレミアまであと何FOP必要?
プラチナエリートなら20,000 FOP
80,000 − 20,000 = 残り60,000 FOPです。プラチナの特典を受け取ったうえで、残りのFOPとJALグループ便40,000 FOP以上の条件を満たす計画が必要です。
チタンエリートなら30,000 FOP
80,000 − 30,000 = 残り50,000 FOPです。総FOPの差は縮まりますが、JALグループ便40,000 FOP以上の条件は残ります。
アンバサダーエリートなら40,000 FOP
80,000 − 40,000 = 残り40,000 FOPです。連携特典で総FOP基準の半分に届く計算ですが、それだけで達成ではありません。JALグループ便40,000 FOP以上の条件も満たす必要があります。
注意|JALグループ便40,000 FOP条件は残る
FOPによる達成ルートでは、同じ暦年の1月〜12月に、次の両方を満たす必要があります。
- 合計80,000 FOP以上
- うちJALグループ便40,000 FOP以上
総FOPとJALグループ便分は、分けて確認することが大切です。 Marriottの特典FOPを受け取ったことで、JALグループ便分の条件まで満たしたとは判断しないでください。
なお、公式には「年間80回以上(うちJALグループ便40回以上)かつ25,000 FOP以上」という搭乗回数によるルートもあります。本記事の比較表と残りFOPの計算は、80,000 FOPによるルートを対象にしています。
出典:JAL公式・FLY ONステイタス基準およびサービス内容の一部変更について
2027年からJGC会員でなくてもJMBプレミアを取得できる
従来のJGCプレミアは、搭乗実績に加えてJGCへの入会が前提でした。2027年1月1日搭乗分からはこの入会条件が撤廃され、名称も「JMBプレミア」に変わります。
これにより、Marriottのステータスに応じたFOPを受け取り、必要な搭乗条件を満たしてJMBプレミアを目指す、という計画をJGC非会員でも考えられるようになります。
なお、2026年の搭乗実績でJGCプレミアを達成した方には現行基準が適用されます。達成条件の変更と、2028年度会員から適用される特典内容の変更は、区別して確認しましょう。
JGCプレミア→JMBプレミアの変更内容はこちら。
JALカードの5,000 FOPは+αとして考える
2026年には、参加登録などの条件を満たすJALカード会員を対象に、初回搭乗で5,000 FOPが付与されるキャンペーンがあります。ただし、2027年も同じ条件で継続すると見込んで計算することは避けたいところです。
その年に利用可能なJALカードキャンペーン等があれば、さらにFOPを上乗せできる可能性があります。本記事の比較表には上乗せ分を含めず、2027年分については正式発表を確認したうえで更新する予定です。
出典:JAL公式・2026年JALカード会員限定 初回搭乗FOPボーナスキャンペーン
アカウント連携前に知っておきたい注意点
- JALマイレージバンクとMarriott Bonvoyの両方への会員登録が必要です。
- 連携できるのは本人名義のアカウント同士で、各1アカウントずつです。
- 一度連携すると、アカウントの変更・解除はできません。
- 初年度の特典は登録当日のMarriottステータスを基準に決まります。
- 同じ暦年中にステータスが変わっても、その年の特典には反映されません。
- 翌年以降は、その時点で保有するステータスに応じた特典になります。
- 一度申請すれば、翌年以降も自動で特典が提供されます。
- FOPの積算は初年度が連携後最大6週間以内、2年目以降は毎年春頃です。
年内にステータスが上がる予定がある方は、登録時点の資格でその年の特典が決まる点を踏まえて、連携のタイミングを考えたいところです。
私ならMarriottステータスをこう活用する
私はMarriott Bonvoyを実際に利用しており、JAL側のサービスも継続的に利用しています。ホテルステータスをホテルだけで終わらせず、JALのFLY ONポイントにもつなげられる点は大きいと考えています。
私なら、まずその年の搭乗予定を確認し、連携特典を加えた総FOPと、JALグループ便分のFOPをそれぞれ見積もります。そのうえでJMBプレミアを目指すか、必要な費用や利用できる特典も含めて判断します。
Marriott会員全員におすすめするというより、もともとJALへの搭乗予定がある方にとって、保有ステータスを生かす選択肢の一つだと思います。
まとめ|Marriott会員ならJALの搭乗ステータスも意識したい
Marriott Bonvoyとの連携特典は、プラチナなら毎年20,000 FOP、チタンなら30,000 FOP、アンバサダーなら40,000 FOP。2027年からJGC入会条件がなくなることで、JMBプレミアを目指す計画にも組み込みやすくなります。
ただし、80,000 FOPルートではJALグループ便40,000 FOP以上の条件も必要です。ホテルと飛行機の利用予定がある方は、その年のステータスと公式条件を確認し、無理のない範囲で活用してみてください。
※2026年10月1日時点で確認した公式情報に基づきます。申請・搭乗計画の前に最新条件をご確認ください。




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